ゴルフ徒然
ゴルフ狂の詩
ライター

成績向上委員会 小話2

こんにちは。
今日もいい天気です。

昨日の授業では
ゴールデンウイークが迫っているので
ゴールデンウイーク中の過ごし方について
子供たちにアドバイスしました。

真剣にメモを取っている子供がいました。
うれしかったです。

アドバイスの内容


アドバイスの内容ですが
勉強関係についてはあまり触れてはいません。

日常生活の改善に取り組もうという話をしました。

受験学年になるとまとまった休みを取ることが難しくなります。

せっかくの機会なので弱点を補強させようかなという考える方もあります。
ただ、あまりお勧めはしません。

弱点補強は一週間程度の時間では短すぎる。
何年も塾に通って学習して弱点を抱えているということは
短期間に克服できる可能性は極めて低いと考えたほうが自然です。
さらに苦手な教科を詰めて学習するのは子供に精神的な負担をかけることになります。
能率よく取り組むことは極めて困難です。
弱点は早急に克服しようとするのではなく、じっくりと今後の学習で向き合っていくのが得策です。

貴重な時間を使ってやるべきことは生活習慣の見直しです。

受験生は膨大な量の課題に取り組んでいかなければなりません。
その時に武器になるのが

学習の習慣化です。

それも効率よく短時間で済ませることが必須条件になります。
その習慣化を休みの間に確率させたいところです。

まず一日のうちのどの時間に家庭学習を取り組ませるかを決めるところから始めます。
ヒントになるのが脳科学の知見です。
脳科学では脳が最大のパフォーマンスを発揮するのは

起きてから三時間

であるというのは常識になっています。
理想を言えば散歩をして太陽の光を浴びてから学習を始めると理想的です。

朝の学習は

夜の4倍の能率

を叩き出せるそうです。
利用しない手はないです。
脳科学の知見によることなのでほとんどの人に当てはまります。

優秀なエリートサラリーマンは早朝の電車に乗り会社の近くのカフェに陣取ります。
始業前にスキルアップのために本を読んだり勉強したりするそうです。
そういった影の習慣化がとてつもない成果を生み出します。

具体的に


学校が再開されたときをイメージしていきます。
朝に2時間の学習時間を確保するためには何時に起きなければならないか。
そこから逆算して何時に寝るべきか。
睡眠時間に7時間以上はマストです。
寝ないと脳は正常に起動しません。
これも脳科学者が口酸っぱくして訴えていることです。

寝る時間が確定したらさらにその2時間前に食事を終わらせなければいけません。では食事は何時に用意するべきか。

このように考えていくと普段の生活のエラーが見つかるはずです。
この生活をゴールデンウイーク中に慣れていきます。
慣れるのには一週間ぐらいはかかります。

習慣化に成功すれば入試まで無理なく学習をこなしていくことが出来るようになります。
塾と学校の課題の両立が可能となります。
朝のゴールデンタイムを使えるかが成績に直結してきます。

参考にしてください。