室内でレッスンは難しい。
室内では美スイング。
ゴルフ場ではただの下手くそ。
そんなゴルファーを沢山育ててしまう。
教える方も工夫をしないと本質を見失ったレッスンになってしまう。
空手は戦いを想定して鍛えるようなもの。
強くなるとは戦いに強くならなければ。
私も少し足を突っ込んだ極真空手。
練習に組み手を取り入れて、本番さながらのフルコンタクトで練習する。
気を抜くと身体中があざだらけに。
その辺で喧嘩をするより過酷なのだ。
室内でのレッスンは空手で言えば型を教えているような感じである。
型は大事である。
基本中の基本でここで手を抜くと強くはなれない。
しかし、型だけを熱心に取り組んでも、実戦での強さには届かない。
そんな過去の記憶を蘇らせるようなことがレッスンの現場で起こっている。
スイングの矯正に明け暮れる。
実践でのスイングを想定していないレッスン。
最近は多くなってきているような。
一年もスイングの矯正に取り組む。
一年も習って100を切れないのは異常事態。
生徒さんもインストラクターもその辺りのセンサーが麻痺。
そんな惨状を沢山見てきた。
たとえ室内のレッスンでも常にラウンドを念頭に置く。
そんな思いを強く持ちながらのレッスンを積み重ねてきた。
今日もベストを更新したと報告を受け、感慨無量。
一年も通っているのに下手になるばかりだと、訴えられて通うようになった生徒さん。
本当によかった。