断食
健康志向の強い人の間で断食が流行っています。初めて聞いた時は宗教の流れで取り組んでいるのかと勘違いをしました。相撲中継で宗教上の理由で断食をしながら春場所を乗り越えたという内容をアナウンサーが話しているのを聞いたことがあります。
ゴルフが上手くなりたい
ある時たまたまゴルフ雑誌に目を通しているとアメリカの最高峰の舞台で闘っているプレイヤーが断食を取り入れて不調を克服し、復活を果たした記事が載っていました。
その選手が言うのには、断食を取り入れてから、ゴルフクラブを握る手の感覚が鋭くなり、クラブの動きが感じられるようになったと。ショットが安定してイメージ通りスイングが出来るようになったらしいのです。
ゴルフを趣味にしている自分にとっては是非とも取り入れたい習慣です。早速断食を始めることにしました。実践のし易いものをと色々書物を読んでいると、半日断食というものがあり夕食から16時間空けて次の日の食事を取り、1日に1食か2食にする、という方法を見つけました。自分でも出来そうなかんたんな断食だったので実践してみることにしました。
断食、最高!
当初は続くか心配でしたが、取り組んでみると、難なく習慣化に成功しました。数週間で効果が感じられ、確かに脳の働きが良くなりました。授業中でも分かり易い解説が閃いたり、生徒のちょっとした仕草から悩みに気付いたりと「脳力」全開です。
ゴルフでもスイングの改造に成功して、自己ベストを久々に更新し、長年の苦手を克服しました。良いことずくめです。
さらに減量にも成功し、なんと10キロ痩せることができました。ウエストも86センチから76センチへ。10センチ減。昔のスリムなパンツが履けるようになり、スタイルが良くなりました。生徒にもカッコ良くなったと絶賛され気分は上々!芸能人がなぜあれだけ痩せることに命をかけるのか分かった気がします。ただ、最近久々に会った親戚には痩せすぎで心配されましたが。
副産物は手に入りやすい!
もしも、減量を目的に断食をしていたら挫折していた気がします。減量をゴールにすると何故かゴール出来ない。何度もゴール直前で気が緩んで失敗しています。しかし減量は副産物でただの通過点だったので、あっという間に達成していました。こんな減量に成功できて正直、ビックリです。目標を高く掲げて、小さな目的は手段として考える。ここに成功のミソがあったようです。
受験勉強にも応用
受験でも志望校に憧れてただその学校の生徒になりたいというだけの受験生は合格しないことが多い。その中学に通って何がしたいのかということが明確になっている受験生はやはり強いです。高い目標のために合格を小さな目的と捉えると、勉強がそんなに苦にならないはずです。
クイズで頂点に立ちたい。そのために強いクイズ研究会があるその学校にいきたいとか、将来、国連で活躍したいので英語が必要になる。そのために英会話を徹底的に鍛えたい。だからその志望校を受験する。などです。受験そのものを目的にしてしまうと辛い闘いになってしまいます。